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偏差値に関係なく、中学受験生必須の書
(2008-04-23)
この本には、中学入試の計算問題を解くための方法論が書かれています。
他の参考書でもページを割いているものがありますが、
これほどまとまっている本はないでしょう。類書はありません。
昨今の中学入試では、工夫して計算する問題が多く出題されます。
計算問題といって侮れません。
算数ができる子とできない子では、同じ計算問題でも全く違う解き方をしているものです。
この本を読むことで、できる子の解き方を身につけることができるようになるでしょう。
分数の掛け算・割り算、四則混合計算など、
小学校で習う計算をひととおり習ったのであれば、手を出してみることをお勧めします。
主な章は、初伝、中伝、奥伝です。
初伝では、素数、平方数、三角数や19×19までの掛け算の仕方を紹介しています。
数に対する感覚を身につける、数に慣れることを主眼に書かれています。
中伝では、交換法則、結合法則、分配法則などの計算規則を有効に活用し、
工夫をして計算する方法が紹介されています。
ここがこの本の肝の部分で、実際の中学入試の計算問題を用いて解説がなされています。
奥伝では、ユークリッドの互除法、九去法、中学で習う2乗の差の公式
といった高等テクニックまで言及しています。
巻末には、10題1セットの練習問題が4セット。
それから、「19×19」までの計算を九九のように覚えてもらうことを意図し、
切り離して使える「計算カード」が付いています。
計算力は、算数の問題を解くためのエンジンです。
計算がすばやく正確にできるようになって初めて、
応用問題も時間内に正解できるようになるのです。
中学受験生必須の書といえるでしょう。
やるなら10歳までに
(2008-03-29)
中学入試と銘打たれているが、
この本に載っている方法は、
早く身につけるに越したことはない
特に関東の男女御三家や、関西の最難関中学を受ける子供には必須だろう。
変な癖がつく前に、覚えて実践できるようにすべきである。
また、算数に興味がある子供は「術の理」が理解を深める手助けになるだろうし、
新しい世界を提示してくれるだろう。
難点は、演習問題が少ないこと。
せめて7ラウンドまで作って、1週間回せるようにしてくれたらと思った。
上記中学を目指そうとする10歳以下の子供は、この春休み中に
何度も繰り返し、
マスターすべきである。

